「腕の良い鍼灸師」とは、どのような鍼灸師をいうのでしょうか?
鍼灸師や鍼灸院を探すとき、多くの人がインターネット検索を使う時代。
集客のためには、口コミ等で「腕の良い鍼灸師」として、高い評価を集めることも必要になります。
そこで今回は、お客様に腕の良い鍼灸師と呼ばれるために大切なポイントをご紹介します。
腕の良い鍼灸師と呼ばれるには?
腕の良い鍼灸師というと、優れた専門技術を持つ鍼灸師をイメージする方も多いでしょう。
もちろん鍼灸師として圧倒的に技術が高いことは前提条件となりますが、それだけではお客様に腕の良い鍼灸師とは思ってもらえない可能性もあります。
鍼灸はマンツーマンで行うものであるため、お客様とのコミュニケーションや信頼関係も重要となります。
いくら腕の良い鍼灸師であっても必要なコミュニケーションがとれなかったり、信頼関係を築けなかったりするようでは、お客様の満足度は上がりません。
では、お客様の満足度を上げ、腕の良い鍼灸師と呼ばれるためにはどのようにすればよいのでしょうか?
以下で、腕の良い鍼灸師と呼ばれるための具体的なポイントについて解説いたします。
腕の良い鍼灸師は技術を安売りしない
鍼灸の施術は自由診療となるので、自分で料金を設定しなければなりません。
このとき、自分の技術の質や価値に見合った料金設定にすることが大切です。
相場を気にして技術を安売りすることは、「自分の技術はこれくらいの価値しかありません」と言っているようなもの。
腕の良い鍼灸師は、お客様に提供する技術の価値を正しく把握しており、適正な料金を設定することができます。
もちろん安売りしない代わりに、その料金に見合うよう、常に技術やサービスの向上に努めることが必要です。
実際に施術を受けたお客様の満足度が高ければ、料金が高いだけの価値があると言ってもらえることも多いでしょう。
さらに、リピーターになってもらえる可能性も高くなります。
腕の良い鍼灸師と呼ばれるには技術を安売りせずに、お客様に提供する価値にふさわしい料金設定をしましょう。
腕の良い鍼灸師は知識が豊富
腕の良い鍼灸師にとって、技術と並んで必要不可欠なものが体や健康に関する「豊富な知識」です。
鍼灸は肩こりにはこれ、腰痛にはこれと決まった施術方法があるわけではありません。
同じ悩みであっても、お客様によって症状のあらわれ方や程度、原因、生活環境、体質などすべてが異なるからです。
鍼灸では、ひとりひとりの体の状態にあわせた最適な施術方法を提案することが重要となります。
そのために必要とされるのが、豊富な知識と経験なのです。
また、鍼灸によって症状が改善したら終わりではなく、再発しないためのセルフケアや生活習慣の改善点などをアドバイスすることも大切。
質の高い技術と豊富な知識によってお客様の悩みを解決することが、腕の良い鍼灸師への第一歩です。
鍼灸院は清潔であるか?という点もお客さんに見られている
来院されたお客様にとって、院内が清潔であるかどうかは鍼灸院に対する印象を大きく左右します。
院内の隅々まで整頓され、掃除が行き届いているのは当然として、ベッドに敷かれたシーツやタオル、スリッパなども忘れずにチェックしましょう。
また、最近では新型コロナウィルス感染対策も重要です。
手指や備品のアルコール消毒やマスク着用、定期的な換気を実施すると同時に、ホームページや院内にどのような対策を行っているのかを表示しておくとよいでしょう。
通院目安をお伝えしたり、質問には丁寧な回答が求められる
腕の良い鍼灸師と呼ばれるために、技術と同じくらい、場合によってはそれ以上に大切なことがあります。
それは、お客様とのコミュニケーションです。
初めて鍼灸を受ける場合、「どんなことをするのだろう?」、「痛いのかな?」、「本当に改善するのだろうか?」など、ほとんどの人が何らかの不安を抱えています。
鍼灸師に求められているのは、そういったお客様の不安を取り除き、安心して施術に臨んでもらうこと。
それには、事前の丁寧なカウンセリングが重要になってきます。
まずは、お客様の話に耳を傾けしっかり聞くこと。
その上で、なぜそのような症状が出ているのか、原因はどこにあるのか、施術プランや通院目安などをきちんと説明することで、お客様に納得してもらう必要があります。
また、お客様からの質問にはていねいに回答し、疑問を解消することも大切です。
お客様の気持ちに寄り添い、信頼関係を築けることが、腕の良い鍼灸師と呼ばれる条件のひとつです。
鍼灸師は常に知識と技術の向上を目指すこと
私たちを取り巻く環境は、日々変化しています。
それに伴い、鍼灸師も新しい技術や知識を積極的に取り入れて向上させていくことも必要です。
鍼灸の知識と技術を常にブラッシュアップすることで、お客様の悩みを解決するのによりいっそう役立つことができるようになります。
さらにそれは、自分自身の価値を高めることにもつながります。
たとえ腕の良い鍼灸師と呼ばれるようになっても、努力を怠っているとお客様があっという間に離れていってしまうこともあるので注意しましょう。
お客の絶えない鍼灸院は腕の良さだけでなく集客にも力を入れている
腕の良い鍼灸師になるだけでは、お客様は集まりません。
多くのお客様に来院してもらうには、集客にも力を入れる必要があります。
鍼灸師が集客のために最初にやるべきことは、お客様に自分の鍼灸院の存在を知ってもらうためのホームページ制作です。
チラシや看板だけでは近所の人にしか見てもらえませんが、ホームページなら住んでいる場所に関係なく多くの人の目に留まるため、集客効果が上がります。
ホームページを制作する際は、検索で自院のホームページが検索結果の上位に表示されるように、「SEO対策」をしっかり行いましょう。
また、リスティング広告等を併用すると、より集客につながりやすくなるのでおすすめです。
まとめ:腕の良い鍼灸師と呼ばれるには?お客が絶えない鍼灸師になるには?
腕の良い鍼灸師と呼ばれるためのポイントは、次の6点。
・技術を安売りせず、価値に見合った適正な料金を設定する
・豊富な知識によって、お客様ひとりひとりに合わせた施術プランを提案する
・院内を隅々まで清潔に保ち、消毒やコロナ対策を徹底する
・お客様とのコミュニケーションを重視し、原因や施術方法、通院目安、質問への回答をきちんと伝える
・常に知識と技術の向上に努める
・ホームページ制作など、集客にも力を入れる
腕の良い鍼灸師と評価してくれるのは、お客様です。
技術と知識の向上に努めながら、お客様との信頼関係を大切にし、満足度を上げることで集客を図りましょう。